自分も勝って、相手も勝つ。
ビジネスの世界だけではなく、日常でも大事だと思う。
これまでの自分はLOSE-WINで、自分は多少我慢したり、嫌な思いをしたとしても、
相手が喜んでいるなら、
もっと言えば、事を荒げなければ良いと考えていた。
もしかすると、自分でそう考えていただけで、
相手の方が我慢して、イヤイヤながらも損を受け入れていたような
WIN-LOSEということもあったかもしれない。
しかし、そんな一方が得する関係のままではダメだと思い、
30代も後半に差し掛かったころから、
LOSE-WINやWIN-LOSEの自分をやめることにした。
世の中には、こちらはお金を払ってるから偉いと思っている馬鹿者が多い。
本当は、サービスを提供してもらっている側だから感謝しないといけないはずのに、
勘違いして偉そうにしている人があまりにも多い。
人は、自分がその立場になった時や、切羽詰まった状況になった時に本性が浮かび上がると思う。
そんな時は、無意識に行動しているから、客観的に自分を見ることができない。
だから、自分が偉そうにしているのに気づくことができないのだ。
ビジネスをする上で、そうなってしまってからでは、もう遅い。
今すぐ謙虚にならないといけない。
では、どうしたら謙虚になれるだろうか?
スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」という本をご存知だろうか?
すばらしいビジネス書だと思うし、ビジネスパーソンのバイブルだと思うベストセラーだ。
この中では、第4の習慣として位置づけされている。
第1の習慣は、主体的である
第2の習慣は、終わりを思い描くゴールを決める
第3の習慣は、最優先事項を優先させる
このあとに、第4の習慣「WIN-WINの習慣を考えるべき」と伝えている。
この本の中では、第1から第3までは、依存状態であると言っている。
つまり、誰かに頼らないと生きていけない状態だ。
依存状態だと、自分が成功することが一番大切になってしまう。
それでは、なかなか思い通りの成長を望むことができない。
この依存状態をこえた状態は、どういうものだろうか?
この本では、自立状態と表現している。
自立とは、自分で生きていける状態だと思う。
このWIN-WINを考えられる人というのは、
自立していないとできないのだ。
自立するために必要な事は、
主体的で、終わりを思い描くゴールを決め、最優先事項を優先し、実行し続ける人だ。
今日の記事は少し説明が難しいと感じる人が多いかもしれないが、
詳しくは本を読んで欲しい。
7つの習慣のうち、今回紹介しきれなかった残り3つの習慣もあなたのヒントになるだろう。
今回伝えたかったのは、常にWIN-WINを意識できるかで、
仕事や人間関係の質はさらに伸びていくということだ。