ここ数日で、寒さ一段と増しましたね。
今朝の熊本は、雪がちらつく様子も見られました。
皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
仕事納めや忘年会、新年の準備など
何かと忙しいこの年末。
(寒風は懐にも吹き込みますね…;)
特にお子様がいるご家庭では、クリスマスパーティをするところも多いのでは。
クリスマスといえばクリスマスプレゼント。私は子ども3人のサンタクロースになるという大役があるので責任重大です(笑);
クリスマスにはチキンやケーキを食べて、プレゼントをサンタクロースからもらう。
今や当たり前だけど、実はこれって
マーケティング戦略による成果なんです。
商戦に有効!記念日マーケティング
記念日マーケティングとは
記念日を活用したマーケティングのこと。
例えば、11月11日はポッキーとプリッツの日としてよく知られていますが、これはグリコがお菓子を売るために決めた記念日。
日本に昔から伝わる食の習慣
『土用の丑の日』も、実は平賀源内発案の
記念日マーケティングの一つです。
もともと夏の暑い日に、こってりのタレがかかった鰻は食べられていませんでした。
夏に鰻が売れず困っていた鰻屋の看板に、平賀源内が『今日は土用の丑の日』と張り出したところ、店が繁盛したのです。
記念日マーケティングは、消費促進のために企業が積極的に行っている取り組みの一つです。
私たち消費者には、メディアなどを通じて記念日マーケティングが自然と刷り込まれてゆきます。
そしてそれが習慣化すると、記念日が近づいてきたとき「あれを買おう!」と思うわけです。
クリスマスは記念日マーケテイングの宝庫
サンタクロースは、赤と白の洋服を着ていますが、これはコカ・コーラの記念日マーケティングによるもの。
もともとサンタクロースは緑の服を着ていましたが、コカ・コーラがクリスマスキャンペーン用に赤にしたことで、その色が定着したといわれています。
クリスマスケーキは不二家、チキンはケンタッキーフライドチキンの記念日マーケティングによるものなんです。
子どもだけでなく、恋人や友達にクリスマスプレゼントをあげるのも、バブルの頃に流行し、今に定着したものです。
チキン、ケーキ、プレゼントのおもちゃだけでなく、レストラン、ホテル、シャンパンやワイン、宝石など、クリスマスにはたくさんの商品やサービスが売れます。
クリスマスは、記念日マーケティングの宝庫なんですね。
記念日を制定してマーケティングをしてみる!?
最近、妻のおかげで、重力に逆らって突き出していた私のお腹に最強のパートナーができました。
そう、シックスパック製造マシンです!
(※効果には個人差があります、と記しておきます^^;)
これを使っている中で、気付いたことがあります。そういえば『筋トレの日』ってないなぁと。
(最近では、29日の2(に)9(く)と金曜日を筋肉にかけて、29日(金)を筋肉の日として制定されているようですが)
筋トレの日が広く認知されるようになったら、きっとプロテインやスポーツウェアが売れて、スポーツジムは繁盛するかもしれませんね。
多くの人の健康増進にも役立つでしょう。
そんなことを考えながら、今日も腹筋を鍛えています。
まとめ
国が定めた記念日、企業が定めた記念日。
実にたくさんあります。
商品やサービスをどう売り出すか。記念日マーケティングは、商戦を勝ち抜く有用性の高い方法だといえます。
もっともそこには、購買意欲をそそる人の心理を理解し、入念な市場調査があることが前提です。
クリスマスはもうすぐそこ。
皆さんはどう過ごしますか^^?
▶次回は、今流行りのインスタのリールについて、楽しみかたや活用法をご紹介します!
熊本の経営コンサルタント和田真紗徳でした。